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INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 2015年2号 このページを印刷する

特集:ICUで遭遇する血液疾患

  • 「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(Japanese Society of Education for Physicians and Trainees in Intensive Care=JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。
  • 毎号1つのテーマを決め、最新のエビデンスに基づいて、現在わかっていること/わかっていないことを検証、徹底的に解説。施設ごとに異なる診療を見直し、これからの集中治療のスタンダードを提示する。
  • 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。
  • 集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、臨床工学技士、さらには各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。

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特定非営利法人 日本集中治療教育研究会

責任編集:
神田 善伸 自治医科大学附属さいたま医療センター 血液科
林 淑朗 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科/The University of Queensland, Centre for Clinical Research
ISBN 978-4-89592-978-3
定価 4,968円(本体4,600円+税8%)
刊行年月 2015/04
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目次

前書き:血液疾患の集中管理は特殊か?:血液内科の立場から
  神田 善伸 自治医科大学附属さいたま医療センター 血液科

Part 1. ICUでのコモンプロブレムの鑑別診断と対処
1.重症患者に併発する血液疾患
1-1. 血小板減少の鑑別:頻度と機序の軸で整理して考える
  安部 涼平,山田 悠史 練馬光が丘病院 総合診療科

1-2. 播種性血管内凝固症候群:各診断基準の特性と治療薬の動向
  早川 峰司 北海道大学病院 先進急性期医療センター
 【コラム】DIC以外の消費性凝固障害:大動脈瘤,大動脈解離,人工弁,人工血管,妊娠・周産期
  上田 朝美,香取 信之 慶應義塾大学医学部 麻酔学教室

1-3. ヘパリン起因性血小板減少症:しばしば疑うが診断は難しい
  横地 律子 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科
  林淑朗 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科/The University of Queensland, Centre for Clinical Research

2.輸血管理
2-1. 輸血の基礎
  上條 亜紀 横浜市立大学附属病院 輸血・細胞治療部

 【コラム】輸血製剤:各製剤の安全対策と注意すべき容量・単位
  原口 京子 がん・感染症センター都立駒込病院 輸血・細胞治療科

2-2. 目標とすべきヘモグロビン濃度は?:
   7.0〜8.0 g/dL未満を目安として症状や基礎疾患を加味した赤血球輸血を
  福家 良太 仙養会北摂総合病院 呼吸器内科・感染対策室

2-3. 維持すべき血小板数は?:予防的・治療的血小板輸血の考え方
  神尾 直,讃井 將満 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔・集中治療部

2-4. 凝固因子補充療法:その有用性と注意点
  近藤 豊 琉球大学大学院医学研究科 救急医学講座
  真弓 俊彦 産業医科大学 救急医学講座

2-5. 急性輸血副作用への対応:早期診断方法と治療
  下薗 崇宏 神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科・集中治療部
  讃井 將満

Part 2. 血液内科のクリティカルシンドローム
3.血液疾患およびその治療に伴う重症合併症
3-1. 腫瘍崩壊症候群:その存在を認識し,予防と治療に対する準備が大事
  蘆澤 正弘,神田 善伸 自治医科大学附属さいたま医療センター 血液科

3-2. 化学療法に起因するICU管理を要する重篤な有害事象:その早期診断と治療
  北原 英晃,丸山 大 国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍科

 【コラム】特発性好酸球増加症候群
  定 明子 神戸大学大学院医学研究科内科学講座 血液内科学分野
  松井 利充 西脇市立西脇病院 血液内科

3-3. 血球貪食性リンパ組織球症/血球貪食症候群:
   抗菌薬不応性の持続性発熱をみたら本症を鑑別に挙げ,フェリチンを測定
  森本 哲 自治医科大学とちぎ子ども医療センター 小児科

 【コラム】血管内リンパ腫:正確な診断がつけば治癒を目指し得る
  島田 和之 名古屋大学大学院医学系研究科 血液・腫瘍内科学

3-4. Epstein-Barr virus関連T, NKリンパ増殖症:
   原因不明の炎症の持続,血球貪食症候群をみたら,本疾患を疑い,早期に介入を
  新井 文子 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 血液内科

3-5. 血栓性血小板減少性紫斑病/溶血性尿毒症症候群:鑑別,病因,病態と治療方針
  八木 秀男 近畿大学医学部奈良病院 血液内科
  松本 雅則 奈良県立医科大学 輸血部

4.造血幹細胞移植に伴う重症合併症(感染症を除く)
4-1. 造血幹細胞移植に伴う移植後合併症:時期により注意すべき合併症は異なる
 杉田 純一 北海道大学病院 血液内科

4-2. 造血幹細胞移植に伴う移植片対宿主病:免疫抑制剤の増減など慎重な管理が必要
  近藤 英生 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 総合内科学

4-3. 造血幹細胞移植に伴う肺合併症:
   移植後感染性・非感染性肺合併症に対する診断アプローチと治療
  堺田 惠美子 千葉大学医学部附属病院 血液内科

4-4. 造血幹細胞移植に伴う類洞閉塞症候群/肝中心静脈閉塞症:
   深刻な合併症であり,予防法・治療法の確立が求められる
  藥師神 公和 神戸大学医学部附属病院 腫瘍・血液内科


連載
■Lefor’s Corner
第16回:Vasoactive Drugs Part V. Epinephrine
  Alan Lefor, Yoshinori Miyahara Department of Surgery, Jichi Medical University

■え?知らないの?ICUの電気設備
  上岡 晃一 東京医科大学病院 臨床工学部

■集中治療に関する最新厳選20論文
  柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
  藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

■JSEPTIC-CTG活動報告
第9回:JSEPTIC-CRBSI:
  血管内カテーテルコロニゼーションに対するクロルヘキシジンの有効性の検討
  安田 英人 武蔵野赤十字病院 救命救急センター/鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科

■JSEPTIC簡単アンケート
第16回:ICUにおける手技(挿管,CV挿入,胸腔ドレーン挿入)のトレーニング,ARDS患者の管理
  笹渕 裕介 東京大学大学院 医学系研究科