カンデル神経科学

今すぐ注文

日本語版監修からのメッセージ

金澤 一郎国際医療福祉大学大学院 院長

世界のスタンダード

脳研究はとてつもなく進んできた。分子生物学とイメージングの技術が、脳を探る手段を与えてくれたのだ。ベールにおおわれていた神経系の中枢が見えるようになったのが、医師・研究者として歩んできた私の人生のなかで、最も印象的な出来事だった。この本には、こうした全世界の神経科学の研究が積み重ねられている、まさに世界のスタンダードなのである。

人間の営みすべてに関係する学問

医学のどの分野にも、工学にも、経済学にも、哲学にもつながっており、人間を知るための科学的基盤を与えてくれるものだろう。人間の営みすべてに関係する学問が「神経科学」だ。

神経内科はもとより、脳外科や精神科、さらにはその他関係する領域の臨床家の方々も、是非手にとって拾い読みでも良いからなじんで欲しい。

金澤 一郎(国際医療福祉大学大学院 院長)

宮下 保司東京大学大学院医学系研究科 統合生理学分野 教授

脳科学研究の羅針盤

この本はなにより「構成」が素晴らしい。ニューロンから入り、イメージングへ進み、神経回路の各論で全体が繋がる。このミクロとマクロのバランス・連携。読んで欲しいし、教科書として使いたくなる。きっと自分がいる場所(研究をしている領域)について俯瞰的に見ることができるようになるだろう。この構造と問題意識は、きわめて現代的で、おそらく、脳と神経の科学の本質なんだと思う。

学生は、"分厚い"知識と見識を身につけることが必要だ

まずは最低限、この本を通読してほしい。この程度の"分厚い"知識と見識を持ってほしい。日本の学生は、往々にして、自分の専門のことしか知らない。でも世界を見渡すと、そんなことはない。自分の専門から少し離れたことでも、きちんと議論できる人が多い。そうした幅や奥行きが、研究者を成長させるのだから。

宮下 保司(東京大学大学院医学系研究科 統合生理学分野 教授)

Part 監訳

岡野 栄之 慶應義塾大学医学部生理学教室 教授
和田 圭司 国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第四部 部長
加藤 総夫 東京慈恵会医科大学 総合医科学研究センター 神経生理学研究室 教授
入來 篤史 理化学研究所 脳科学総合研究センター 象徴概念発達研究チーム シニア・チームリーダー
藤田 一郎 大阪大学大学院生命機能研究科 認知脳科学研究室 教授
伊佐 正 生理学研究所 発達生理学研究系 認知行動発達機構研究部門 教授
定藤 規弘 生理学研究所 大脳皮質機能研究系 心理生理学研究部門 教授
大隅 典子 東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野 教授
笠井 清登 東京大学大学院医学系研究科 精神医学分野 教授
脳科学の頂点 カンデル神経科学 2014年4月23日発売 今すぐ注文する
 トップへ戻る