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カラー図説 細胞周期
 - 細胞増殖の制御メカニズム - 
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感動の域に達した、細胞周期の最強リファレンス、現わる

●『カラー図説 タンパク質の構造と機能』に続く「カラー図説」シリーズ第2弾。 ●細胞周期の基礎から関連する周辺分野(複製・分裂・増殖・修復・癌など)にいたるまで、分散した情報を系統立てて整理し、最新知見を踏まえ簡明に解説。 ●全110のトピックは各々見開き2頁で完結。どのページからも読める、まるで”事典”のような構成。 ●細胞周期研究の若手リーダーMorgan博士の単独執筆であり、著者の統一的視点に貫かれた内容・構成によって、類書には無い”わかりやすさ”を実現。 ●洗練され模式化されたカラーイラストには、全章共通のアイコンが使われ、複雑な構造、メカニズムがイメージしやすい。 ●バイオサイエンスの基礎として、再生・発生・癌分野に関わる研究者をはじめ、すべての生命科学系大学院生・研究者に有用。

原著タイトル The Cell Cycle:Principles of Control
原著者 David O Morgan
監訳:
中山敬一 九州大学生体防御医学研究所 細胞機能制御学部門分子発現制御学分野教授
中山啓子 東北大学大学院医学系研究科附属創生応用医学研究センターゲノム機能解析部門発生分化解析分野教授
ISBN 978-4-89592-558-7
定価 7,344円(本体6,800円+税8%)
判型/ページ数/図・写真 A4変 頁328 図・写真274
刊行年月 2008/05
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目次

第1章 細胞周期
1─0 概要:細胞分裂
1─1 真核生物における細胞周期の過程
1─2 細胞周期構成の多様性
1─3 細胞周期の制御機構

第2章 細胞周期研究のモデル生物
2─0 概要:多様な真核細胞における細胞周期研究
2─1 出芽酵母と分裂酵母のライフサイクル
2─2 酵母における細胞周期制御の遺伝学的解析
2─3 アフリカツメガエルの初期胚
2─4 キイロショウジョウバエ
2─5 哺乳類の細胞周期の解析
2─6 細胞周期の解析方法

第3章 細胞周期の制御機構
3─0 概要:細胞周期の制御機構
3─1 サイクリン依存性キナーゼ
3─2 サイクリン
3─3 リン酸化によるCdk活性の制御
3─4 Cdk活性化のにおける構造的基盤
3─5 サイクリン─Cdk複合体による基質タンパク質の認識
3─6 阻害性サブユニットによるCdk活性の制御
3─7 シグナルを伝達する生化学スイッチ
3─8 Cdk1のスイッチ様の活性化
3─9 細胞周期制御におけるタンパク質分解
3─10 後期促進複合体
3─11 細胞周期における発振回路の構築と制御
3─12 細胞周期制御因子の転写制御
3─13 細胞周期制御システムのプログラミング

第4章 染色体の複製
4─0 概要:染色体の複製とその調節
4─1 DNA合成の基本的な機構
4─2 複製起点
4─3 複製起点での複製前複合体の形成
4─4 複製前複合体の制御
4─5 酵母の複製起点の活性化に必要とされるサイクリン
4─6 後生動物の複製起点の活性化に必要とされるサイクリン
4─7 プロテインキナーゼCdc7─Dbf4による複製の制御
4─8 複製起点の活性化
4─9 クロマチンの基本構造
4─10 S期におけるヒストン合成
4─11 新生DNA鎖におけるヌクレオソーム形成
4─12 テロメアとセントロメアのヘテロクロマチン
4─13 ヘテロクロマチン複製の分子機構

第5章 M期前半:染色体分配のための準備
5─0 概要:M期に起こる出来事
5─1 概要:有糸分裂制御の原理
5─2 酵母でのM期開始を誘導するサイクリン
5─3 後生動物でのM期開始を誘導するサイクリン
5─4 Wee1とCdc25によるM期Cdkの制御機構
5─5 M期におけるサイクリンB─Cdk1複合体のスイッチ様の活性化
5─6 M期制御因子の細胞内局在
5─7 ポロおよびオーロラキナーゼファミリー
5─8 有糸分裂の準備:姉妹染色分体の接着
5─9 有糸分裂の開始:姉妹染色分体の凝縮と解離
5─10 染色体の凝縮と解離の調節

第6章 M期紡錘体の形成
6─0 概要:M期紡錘体
6─1 微小管の構造と動態
6─2 微小管の重合核形成,安定性,動態
6─3 中心体とスピンドル極体
6─4 中心体の複製の調節
6─5 キネトコア
6─6 紡錘体形成の初期段階
6─7 核膜崩壊
6─8 紡錘体形成におけるM期染色体の機能
6─9 姉妹染色分体と紡錘体の結合
6─10 姉妹染色分体の二方向性
6─11 染色体動態を担う力
6─12 染色体整列

第7章 有糸分裂の完了
7─0 概要:有糸分裂の完了
7─1 M期後期の開始:APCの活性化
7─2 M期後期の開始:紡錘体チェックポイント
7─3 紡錘体チェックポイントによるAPCCdc20の抑制
7─4 姉妹染色分体分離の制御
7─5 出芽酵母でのM期後半の制御
7─6 M期後期に起こる過程の制御
7─7 M期終期の制御

第8章 細胞質分裂
8─0 概要:細胞質分裂
8─1 アクチン─ミオシンから構成される収縮環
8─2 収縮環の構成と収縮
8─3 分裂細胞のくびれ領域における膜と細胞壁の再構築
8─4 酵母の細胞質分裂時における収縮環の位置決定と収縮のタイミング
8─5 動物細胞の細胞質分裂時における収縮環の位置決定と収縮のタイミング
8─6 動物の発生過程における細胞質分裂の役割とその意義
8─7 非対称分裂

第9章 減数分裂
9─0 概要:減数分裂
9─1 酵母における減数分裂初期の制御
9─2 減数分裂期における相同組換え
9─3 減数分裂前期における相同染色体のペアリング
9─4 減数分裂前期の後半におけるキアズマ形成
9─5 減数第一分裂期開始の制御
9─6 減数第一分裂期における染色体と紡錘体微小管の結合
9─7 減数第一分裂期における染色体分配
9─8 減数分裂の終了

第10章 細胞の増殖,成長の制御
10─0 概要:細胞の増殖,成長の制御
10─1 出芽酵母でのスタートにおける遺伝子発現の活性化
10─2 出芽酵母でのS─Cdkの活性化
10─3 酵母での細胞外因子によるスタートの制御:接合因子シグナル伝達
10─4 動物でのスタートにおける遺伝子発現の活性化
10─5 E2F─RBタンパク質複合体の制御
10─6 動物細胞での分裂促進因子によるシグナル伝達
10─7 分裂促進因子によるG1─Cdkの活性化
10─8 動物細胞でのG1/S─CdkとS─Cdkの活性化
10─9 発生における細胞増殖の制御
10─10 概要:細胞の分裂と成長の連携
10─11 細胞の成長の制御
10─12 酵母細胞での成長と分裂の連携
10─13 動物細胞での成長と分裂の連携
10─14 細胞死の制御

第11章 DNA損傷応答
11─0 概要:DNA損傷応答
11─1 DNA損傷の感知と修復
11─2 DNA損傷応答:ATRとATMの招集
11─3 DNA損傷応答:アダプタータンパク質とChk1,Chk2
11─4 DNA損傷によるp53の活性化
11─5 DNA損傷がスタートの通過に与える影響
11─6 DNA損傷が複製フォークに与える影響
11─7 DNA損傷がDNA合成とM期に与える影響
11─8 分裂促進シグナルやテロメアに対するストレス応答

第12章 癌の細胞周期
12─0 概要:癌における細胞周期の異常
12─1 癌化を促す遺伝子変異
12─2 癌の組織特異性
12─3 癌細胞における細胞周期開始
12─4 癌細胞の増殖と生存
12─5 癌における遺伝的不安定性
12─6 テロメアと染色体の構造的不安定性
12─7 染色体数の不安定性
12─8 癌の進行
12─9 癌の制圧

用語解説/参考文献/索引