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薬の散歩道
 - 薬理学入門 - 
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なぜ「作ろうとしたのか」?なぜ「できてしまったのか」?読めば読むほど薬理学が好きになる

薬の誕生は血のにじむような努力の結果であったり、偶然の産物であったり、その生い立ちは多様である。主要23種類の薬の開発プロセスを興味深いエピソードとともに紹介。加えて薬が体内でどのように作用し病気に効くのか、その作用機序を絡めて解説している。イラスト・図・写真を豊富に用い、読みやすい文体で初学者にもわかりやすい。これから薬理学を学ぶ学生にその面白さや奥深さを伝授する。

仁木 一郎 大分大学医学部薬理学 教授
ISBN 978-4-89592-646-1
定価 2,376円(本体2,200円+税8%)
判型/ページ数/図・写真 B6変 184頁 図38 写真68
刊行年月 2010/05
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目次

第 1 章 戦略が勝敗を分ける
1 カビが動脈硬化を止める─スタチン
2 開業医の無謀な挑戦─インスリン
3 シャーレの中の奇跡から十余年─ペニシリン
4 喘息・早産・高血圧─βアゴ二ストとβブロッカー
5 ノーベル賞受賞者の見る夢とは─ H2 ブロッカー

第 2 章 しくみがわかれば薬もできる
6 黄疸とリウマチ─糖質コルチコイド
7 性ホルモンの使いみち─ピルとドーピング
8 産婦人科医の見たものは─プロスタグランジン
9 親孝行が生んだ合成薬─アスピリン
10 エサが教えた血液凝固の秘密─ワルファリン
11 神経伝達物質のリサイクル─抗うつ薬とコカイン

第 3 章 そんなつもりじゃなかったが
12 間違えるにもほどがある─炭酸リチウムとシスプラチン
13 あのノーベルも自分の治療に使った─ニトログリセリン
14 元軍医の思いつき─クロルプロマジン
15 苦学生の丹精─ヘパリン
16 両刀使いのホルモン関連薬─リュープロレリン
17 前科はあるけど─サリドマイド

第 4 章 毒と副作用は薬の母
18 植物が微小管を止める ─コルヒチン・ビンカアルカロイド・パクリタキセル
19 化学兵器を治療に─アルキル化薬
20 農薬中毒から認知症治療まで─コリンエステラーゼ阻害薬
21 きれいになりたい─アトロピン
22 チフスと食糧難の教示─スルホニル尿素薬
23 トカゲの毒が血糖を下げる─エキセンディン‒4

コラム1 エールリッヒと受容体
コラム2 アゴニストとアンタゴニスト
コラム3 アゴニストよりアンタゴニスト
コラム4 劇的だった糖質コルチコイドの登場
コラム5 ピル開発のパイオニア
コラム6 オイドって?
コラム7 セカンドメッセンジャー
コラム8 一般名と商品名
コラム9 受容体のサブタイプ

あとがき
図版の出典
索引