心筋細胞の電気生理学 - イオンチャネルから,心電図,不整脈へ -

心臓電気生理学は難しいという先入観を覆し,心電図や不整脈の基礎的背景を臨床と関連づけることによって,一連の繋がりと全体像が把握でき,更なる興味を導き出すことを目指した,これまでにないタイプのテキスト。入門書として,また再学習のために,医学生から臨床家まで有用な好著である。
¥5,060 税込
著: 山下武志 心臓血管研究所循環器内科
ISBN
978-4-89592-318-7
定価
¥5,060 税込
判型/ページ数/図・写真
A5変 頁237
刊行年月
2002/9/1
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Part 1 心筋細胞の電気生理学を考える―何を知っておくべきか―

1電気生理学はなぜ難しいのか? 
2疑問その1:心臓の電気活動―心臓はなぜ自律的で,規則的なポンプ活動を行うことができるのだろう?― 
3疑問その2:心電図―心電図を見ると,なぜ頭が痛くなってしまうのだろう?― 
4疑問その3:不整脈の分類―なぜこんなにも複雑に感じるのだろう?― 
5疑問その4:抗不整脈薬―どのように使い分ければいいのだろう?― 
6心臓の電気生理学を学ぼう

Part 2 分子・細胞レベルで何が起こっているか―ミクロの事象を理解する― 

7静止膜電位とイオン濃度勾配:細胞の内と外 
8ナトリウム (Na+) チャネルとは? 
9カルシウム (Ca2+) チャネルって何? 
10カリウム (K+) チャネルの基本 
11多彩なK+チャネル:応用編 
12イオン交換系 (ポンプ) とは? 何のためにあるのか? 
13ペースメーカ活動を作るイオン電流 
14電位依存性とは?―より深く知りたい人のために― 
15イオンチャネルの心筋内分布 
16gap junctionとは?:指令の流し手 
17興奮伝導を細胞レベルで考えよう!
18興奮収縮連関についてのお話 
19パッチクランプ法とは? 難しい実験方法?
20イオンチャネル,活動電位,そして心電図へ
21P波の成り立ち 
22QRS波形のなりたち―異常心電図読解の決め手― 
23PQ時間から何が読めるか? 
24T波の成り立ち―T波から活動電位を想像する― 
25Ta波とは?

Part 3 機能・病態・治療とどう関連しているか―ミクロの知識からマクロの現象を知る―

26不応期とは? 伝導とは?―伝導ブロックはどのようにして起きるか?―
27リエントリーとは? 
28異常自動能とtriggered activity―わかっていそうで理解していない概念― 
29生体の不整脈防御機構――健常者ではなぜ不整脈が起きない? 
30イオンチャネルと自律神経―なぜ不整脈はときと場合により出やすくなったり,出にくくなったりするのか?― 
31mechanoelectrical feedback―心不全で不整脈が増える理由と伸展活性化イオンチャネル― 
32臨床電気生理学的検査の真髄 
33gap現象,第3/4相ブロック,fatigue現象―臨床電気生理学的検査の特殊用語─34reset現象,entrainment現象―頻拍中になぜ電気刺激を加える?― 
35虚血心筋の電気生理 
36心室肥大で見られる心電図異常の理由 
37電解質異常でみられる心電図異常と不整脈 
38肺静脈,上大静脈の電気生理 
39上室頻拍の基本 
40心房粗動の成因 
41細動:その神秘  
42発作性心房細動の治療 
43リモデリング:不整脈の摩訶不思議 
44特殊な心室頻拍
45基礎心疾患に伴う心室頻拍 
46Brugada症候群:突然死する心電図異常
47QT延長症候群:遺伝子から心電図異常へ
48洞機能不全症候群III型を考える 
49抗不整脈薬の薬理―あなたはどのくらい知っていますか?― 
50Sicilian Gambit―新しい抗不整脈薬の分類は使えるか?― 
51抗不整脈薬のNa+チャネル抑制作用 
52アミオダロン:不思議な薬物 
53抗不整脈薬の代謝:薬物代謝酵素の遺伝子多型 
54抗不整脈薬とカテーテル・アブレーションの違い

Part 4 基礎研究の知識を臨床にどう生かすか―ミクロとマクロの統合の試み:21世紀の不整脈治療を考える― 

55これからの不整脈診療を考える 
56不整脈の基質は可逆的か,不可逆的か? 
57不整脈治療の目標―QOLとMortality,RiskとBenefit― 
58不整脈治療の実際:ミクロとマクロの統合的応用― (1) 基礎疾患のない心房細動の治療― 
59不整脈治療の実際:ミクロとマクロの統合的応用― (2) 基礎疾患のある心房細動の治療―

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