ベイツ診察法ポケットガイド 第3版

マザー・ブック、「ベイツ診察法」のエッセンスを大胆かつ有意に抽出、
実践の場でも、どこでも参照、役立てることができるポケット版
 
¥4,180 税込
著者
日本語版監修:福井次矢 聖路加国際大学 理事長/京都大学 名誉教授 井部俊子 聖路加国際大学 学長 山内豊明 名古屋大学大学院医学系研究科 教授
ISBN
978-4-89592-799-4
刊行年月
2015/2/1
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第1章 身体診察と病歴聴取の概要
第2章 臨床推論,アセスメント,所見の記録
第3章 面接と病歴聴取
第4章 身体診察の開始:全身の観察,バイタルサイン,疼痛
第5章 行動と精神状態
第6章 皮膚,毛,爪
第7章 頭部と頸部
第8章 胸郭と肺
第9章 心血管系
第10章 乳房と腋窩
第11章 腹部
第12章 末梢血管系とリンパ系
第13章 男性生殖器とヘルニア
第14章 女性生殖器
第15章 肛門,直腸,前立腺
第16章 筋骨格系
第17章 神経系
第18章 小児:新生児から青年期まで
第19章 妊娠女性
第20章 老年

<監修者序文>

 本書は『ベイツ診察法(Bates’ Guide to Physical Examination and History Taking)』の携帯版である。
 ご存知のとおり,ベイツ診察法は米国で最も信頼されているフィジカルアセスメントの世界的ベストセラーであり,その歴史は1974年に始まる。そのPocket Guideは1991年から刊行されている。
 わが国では2002年に『ベイツ診察法ポケットガイド(Bates’ Pocket Guide to Physical Examination and History Taking)』原著第3版がはじめて翻訳出版され,2006年にはポケットガイド原著第4版が日本語第2版として改訂出版された。先行したポケット版に対して親本は原著第9版が『ベイツ診察法』として2008年に邦訳された。
 このたび,親本の原著第11版への改版とポケット版の原著第7版への改版を機に両者の邦訳の同時改版を行ったものである。そのためポケットガイドとしては原著第7版であるが,親本であるベイツ診察法の原著第11版と完全に対応している。
 そもそもポケットガイドは,あくまですでに学習した内容を思い出すための手がかりとして用いるために作られている。そのために,本書自体を,いわゆる教科書として学習過程の基本書のように用いるべきではない。端的なまとめとして「箇条書き」や「表」を用いることは便利な手法である。しかし,その背景や文脈を正しく理解していないままの利用は誤解を招く。『イレウスでしたが金属音がしませんでした。おかしいです!』という訴えをきいたことがある。そもそも,イレウスで金属音がしないことは何もおかしなことではない。しかしこれは「イレウス=金属音」とただ機械的に覚えていたことが誤解の原因であろう。
 本書と親本を関連づけて学習することで,ポケットガイドでは記しきれなかった身体の構造や機能についての背景知識を深め,正しい理解につなげるとともに,親本のエッセンスを本書にてつかむことによって現場での実践力を高めていくこととなるであろう。
 さらには,米国とは異なるわが国ならではの事情や常に変化していく最新情報などについても,本書に関連づけて書き加えていくことにより,personalizedした自分自身のmy pocket guideを作り上げてもらうことができれば望外の喜びである。

監修者を代表して
山内豊明


<原著序文>

 『ベイツ診察法ポケットガイド』第7版は,簡潔で携帯に便利なテキストである。
■患者への面接と病歴聴取の方法を記載している。
■身体診察の手順を図示している。
■学生が,よくみられる正常所見または異常所見を関連づけて記憶できるようになっている。
■特別な場面で必要とされる特殊な技術も記載している。
■特に重要と思われる所見についての解釈を簡潔に示している。

 このポケットガイドの使い方はさまざまである。
■病歴の内容を確認しながら覚える。
■診察の技術を確認しながら繰り返し練習する。1つの項目を学びながら行ったり,同時に身体の臓器系や部位へのアプローチと結びつけながら行うことで統合的に診察することもできる(第1章を参照)。
■正常所見と異常所見の違いについて確認する。診察者が何を見て,何を聴き,何を触診するべきかを知っておけば,観察はより鋭敏かつ正確なものとなる。
■必要であれば,特殊な技術を確認する。Timed Get Up and Go Testなどは診察に関連した手技であり,「特殊な技術」として登場している。
■起こりうる所見についてさらなる手がかりを探すときのために,異常所見と標準的な正常所見を掲載している。

 このポケットガイドは,病歴聴取や身体診察の技術を学ぶための入門書ではない。入門書として使用するにはまとまりすぎている。むしろ,学生が学んだことを思い出したり見直したりするのに役立ち,簡潔かつ携帯に便利な参考書として作られたものである。

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