プライマリ・ケア ポケットレファランス

一歩上を行くジェネラリストのための最強の“備忘録”
マサチューセッツ総合病院(MGH)が総力を結集して編集した、ポケットサイズの備忘録。外来を中心に皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、精神科など内科以外も含む、プライマリ・ケアシーンで遭遇する可能性のある幅広い診療領域を網羅。併存疾患への対応にも適した臨床現場での力強い味方。病棟に強い姉妹書「内科ポケットレファランス」との併用により、さらに効力を発揮する。

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『プライマリ・ケア ポケットレファランス』電子版

¥4,620 税込
著者
日本語版監修:前野哲博 筑波大学総合診療科教授
ISBN
978-4-89592-834-2
判型/ページ数/図・写真
B6変 頁328  図17
刊行年月
2015/12/25
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1 一般内科
2 循環器
3 皮膚
4 内分泌
5 消化器
6 血液・腫瘍
7 感染症
8 筋骨格系
9 神経
10 眼科・耳鼻咽喉科
11 精神
12 呼吸器
13 腎臓・泌尿器
14 女性医学
15 男性医学
16 老年医学

日本語版監修者のことば

 地域で,あらゆる健康問題に継続的に対応するプライマリ・ケア医がカバーすべき守備範囲はきわめて広く,しかも医療の進歩に合わせて常に知識をアップデートしていくことが求められる。その期待される役割を実践するうえでは,忙しい診療の合間に,疑問が生じたときに,その場でさっと見渡して必要な情報が入手できるツールがあればたいへん有用である。
 この『プライマリ・ケア ポケットレファランス』は,まさにそのようなコンセプトで構成されている。症候や疾患に関する医学的なマネジメントはもちろんのこと,スクリーニングやカウンセリングなど,プライマリ・ケア医が直面する健康問題が広く網羅されている。内容はきわめて実践的で,プライマリ・ケアの現場でまず行うべき評価とマネジメント,専門医に紹介するタイミングなどがわかりやすく明示されている。特筆すべきは豊富な情報量で,白衣のポケットに入るコンパクトな本でありながら,よけいな表現を極力省き,最小限の文字数で要点のみが簡潔に示されているため,実際に目を通してみると,本書の1ページには,普通のA4サイズの本の1ページに匹敵するくらいの情報量がギュッと凝縮されていることに気づく。
 本書はいわゆる教科書的な本ではないが,最新の参考文献が随所に示されているので,さらに学びを深めたいときにも活用できる。記述は米国のセッティングで書かれているが,その多くは日本でも十分に活用できる。本書はタイトルどおり,“プライマリ・ケア”の現場で,“ポケット”に入れてもち歩き,“レファランス”として使う本として最適である。
 本書の翻訳は,筑波大学総合診療科および関連施設の指導医・レジデントが,総力を挙げて取り組み完成させたものである。また,メディカル・サイエンス・インターナショナルの神田奨さんはじめ編集部の方々にはたいへんお世話になった。関係各位のご尽力に改めて感謝するとともに,本書がプライマリ・ケア医の診療および研修・指導に広く役立つことを願っている。

筑波大学総合診療科 教授
前野哲博



序文

Will, LiamとRowanに捧げる ― MMK
家族,Dina Reiss,そして我が師
(Melvin Welinsky,DSA,ARF,DJS,JOL,RFS,JLC,RCZ,DBH,LA,MMP,
BAO,JAC,DMJ,PAJ,BEJ,BAC,DM,RJM,CAH,EPR)に捧げる― CRC

 100年以上も前に,偉大な内科医ウィリアム・オスラー卿はこう述べている。「どんな病気にかかっているかではなく,どんな患者がかかったか,ということのほうが重要である」。診療のペースや増え続ける現代医療の管理業務に追われる一方で,患者と医師との間に築かれた関係は,満足感や再起のまたとない源泉となる。我々は,患者にプライマリ・ケアを提供している医師が,“医療の中でベストな仕事”(NEJM 2006;355:864)を行っていると確信している。
 本書『プライマリ・ケア ポケットレファランス(Pocket Primary Care)』は,患者の治療を主導する医師や研修医をサポートすることを意図している。そのため,外来で質の高い治療が提供できるよう,最新のエビデンスに基づいたアプローチを簡潔に述べてある。現代医学の幅広さを考慮して,本書ではさらに情報にあたれるよう多くの参考文献を示しておいた。診断や治療の要点をできるだけ正確に述べるよう心がけたが,言うまでもなく,臨床上の判断は個々の患者にあわせて行わなければならない。
 出版に貢献してくれた多くの人々に感謝したい。本書は,Massachusetts General Hospital(MGH)関連施設の100名を超えるスタッフの努力の結晶である。1人1人の患者に誠実で質の高いケアを提供しようとするひたむきなMGHの姿勢は,指導医や研修医,卒業生が執筆・編集・監修にあたった各章に現れている。Dennis AusielloとKatrina Armstrongの卓越した指導による内科部門の協力なしには,本プロジェクトは成し遂げられなかった。企画当初のValerie Stoneの協力や先見の明,その後の惜しみない助言は,計りしれないほど役立った。本プロジェクトを激励し,研修医や患者にも献身したHasan Bazariと,Marc Sabatineの寛大さやアドバイスにも深謝したい。最後に,最高の教師であった患者の皆さんに心から感謝する。

Meghan M. Kiefer, MD
Curtis R. Chong, MD, PhD, MPhil

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