精神科治療薬の考え方と使い方 第3版 - 「ストール精神薬理学エセンシャルズ」準拠 -

揃えて読めば理解も深まる! 臨床直結のストール本
「ストール精神科治療薬処方ガイド」5年ぶりの改訂、改題。基礎的な薬理学について扱う「ストール精神薬理学エセンシャルズ」の姉妹書で臨床実践に焦点を当て、136の治療薬の理解を深める考え方と臨床に即した使い方を提示する。ストールの簡潔で鮮やかな記述、オールカラーで見やすく調べやすい構成は引き継がれ、新薬の追加や副作用の記述等を中心に内容をアップデート。日本での「商品名」「適応」「投与法」「警告・禁忌」付き。
¥12,100 税込
原著タイトル
Prescriber's Guide: Stahl's Essential Psychopharmacology, 5th Edition
訳:仙波純一 さいたま市立病院 精神科部長
ISBN
978-4-89592-842-7
判型/ページ数/図・写真
B5変 頁868 図12
刊行年月
2016/3/11
数量
カートに追加しました。
カートへ進む

1.アカンプロサート acamprosate*  2.アゴメラチン agomelatine  
3.アルプラゾラム alprazolam*  
4.アミスルプリド amisulpride  
5.アミトリプチリン amitriptyline*  
6.アモキサピン amoxapine*  
7.アンフェタミン(d) amphetamine(d)  
8.アンフェタミン(d,l) amphetamine(d,l)  
9.アリピプラゾール aripiprazole*  
10.アルモダフィニル armodafinil  
11.アセナピン asenapine  
12.アトモキセチン atomoxetine*  
13.ベンズトロピン benztropine  
14.ブロナンセリン blonanserin*  
15.ブプレノルフィン buprenorphine*  
16.ブプロピオン bupropion  
17.ブスピロン buspirone  
18.カプリリデン caprylidene  
19.カルバマゼピン carbamazepine*  
20.クロルジアゼポキシド chlordiazepoxide*  
21.クロルプロマジン chlorpromazine*  
22.シタロプラム citalopram  
23.クロミプラミン clomipramine*  
24.クロナゼパム clonazepam*  
25.クロニジン clonidine*  
26.クロラゼプ酸 clorazepate*  
27.クロザピン clozapine*  
28.シアメマジン cyamemazine  
29.デシプラミン desipramine  
30.デスベンラファキシン desvenlafaxine  
31.デキストロメトルファン dextromethorphan*  
32.ジアゼパム diazepam*  
33.ジフェンヒドラミン diphenhydramine*  
34.ジスルフィラム disulfiram*  
35.ドネペジル donepezil*  
36.ドチエピン dothiepin(わが国の呼称 ドスレピン dosulepin)*  
37.ドキセピン doxepin  
38.デュロキセチン duloxetine*  
39.エスシタロプラム escitalopram*  
40.エスタゾラム estazolam*  
41.エスゾピクロン eszopiclone*  
42.フルマゼニル flumazenil*  
43.フルニトラゼパム flunitrazepam*  
44.フルオキセチン fluoxetine  
45.フルペンチキソール flupenthixol  
46.フルフェナジン fluphenazine*  
47.フルラゼパム flurazepam*  
48.フルボキサミン fluvoxamine*  
49.ガバペンチン gabapentin*  
50.ガランタミン galantamine*  
51.グアンファシン guanfacine  
52.ハロペリドール haloperidol*  
53.ヒドロキシジン hydroxyzine*  
54.イロペリドン iloperidone  
55.イミプラミン imipramine*  
56.イソカルボキサジド isocarboxazid  
57.ケタミン ketamine*  
58.ラモトリギン lamotrigine*  
59.レベチラセタム levetiracetam*  
60.レボミルナシプラン levomilnacipran  
61.リスデクスアンフェタミン lisdexamfetamine  
62.リチウム lithium*  
63.ロフェプラミン lofepramine*  
64.ロフラゼプ酸 loflazepate*  
65.ロラゼパム lorazepam*  
66.ロルカセリン lorcaserin  
67.ロキサピン loxapine  
68.ルラシドン lurasidone  
69.マプロチリン maprotiline*  
70.メマンチン memantine*  
71.メソリダジン mesoridazine  
72.L-メチル葉酸 methylforate (L)  
73.メチルフェニデート(d) methylphenidate (d)  
74.メチルフェニデート(d,l) methylphenidate (d,l)*  
75.ミアンセリン mianserin*  
76.ミダゾラム midazolam*  
77.ミルナシプラン milnacipran*  
78.ミルタザピン mirtazapine*  
79.モクロベミド moclobemide  
80.モダフィニル modafinil*  
81.モリンドン molindone  
82.ナルメフェン nalmefene  
83.ナルトレキソン naltrexone  
84.ネファゾドン nefazodone  
85.ノルトリプチリン nortriptyline*  
86.オランザピン olanzapine*  
87.オキサゼパム oxazepam  
88.オクスカルバゼピン oxcarbazepine  
89.パリペリドン paliperidone*  
90.パロキセチン paroxetine*  
91.ペロスピロン perospirone*  
92.ペルフェナジン perphenazine*  
93.フェネルジン phenelzine  
94.フェンテルミン-トピラマート phentermine-topiramate  
95.ピモジド pimozide*  
96.ピポチアジン pipothiazine  
97.プラゾシン prazosin*  
98.プレガバリン pregabalin*  
99.プロプラノロール propranolol*  
100.プロトリプチリン protriptyline  
101.クアゼパム quazepam*  
102.クエチアピン quetiapine*  
103.ラメルテオン ramelteon*  
104.レボキセチン reboxetine  
105.リスペリドン risperidone*  
106.リバスチグミン rivastigmine*  
107.セレギリン selegiline*  
108.セルチンドール sertindole  
109.セルトラリン sertraline*  
110.ナトリウム・オキシベート sodium oxybate  
111.スルピリド sulpiride*  
112.テマゼパム temazepam  
113.チオリダジン thioridazine  
114.チオチキセン thiothixene  
115.チアガビン tiagabine  
116.チアネプチン tianeptine  
117.トピラマート topiramate*  
118.トラニルシプロミン tranylcypromine  
119.トラゾドン trazodone*  
120.トリアゾラム triazolam*  
121.トリフロペラジン trifluoperazine  
122.トリヘキシフェニジル trihexyphenidyl*  
123.トリヨードサイロニン triiodothyronine  
124.トリミプラミン trimipramine*  
125.バルプロ酸 valproate*  
126.バレニクリン varenicline*  
127.ベンラファキシン venlafaxine*  
128.ビラゾドン vilazodone  
129.ボルチオキセチン vortioxetine  
130.ザレプロン zaleplon  
131.ジプラシドン ziprasidone  
132.ゾルピデム zolpidem*  
133.ゾニサミド zonisamide*  
134.ゾピクロン zopiclone*  
135.ゾテピン zotepine*  
136.ズクロペンチキソール zuclopenthixol  
略語  
FDA による妊娠中使用の評価基準  
わが国の薬品名索引  
使用法索引  
分類別索引  

*のついたものは,日本で発売されているもの( 2016年2月現在)

 ストールの「精神科治療薬の考え方と使い方」改訂第3 版の翻訳をお届けする.原書の初版は2005 年に出版され,この時には紹介されている薬物はちょうど100 余りであった.その後,原書では4 回の改訂を重ねている.翻訳は1 版ずつ飛ばしていったので,今回の改訂3 版が,2014 年5 月に出版された原著の最新の第5 版に相当する.第5 版では米国で新たに承認された精神科治療薬が加わっただけでなく,パーキンソン病の治療薬,あるいは精神科薬物療法の周辺で補助的ないし例外的に用いられる薬物も加わり,結局総数で136の薬物が紹介されている.
 米国ではすでに抗精神病薬として“新しい”第2 世代(非定型)ともいうべき,アセナピン,イロペリドン,ルラシドンなどが2009 年以降に承認されている.残念ながら2015 年に承認された新しいドーパミン部分アゴニストであるbrexpiprazole やcariprazine は本書では未掲載である.抗うつ薬としては,ボルチオキセチンやビラゾドンなどが米国では発売済みである.2015 年にはわが国でも,欧米ですでに発売されていたベンラファキシンが導入された.本書ではいくつかの新規抗てんかん薬も追加されている.これら新しい薬物のなかには,現在わが国でも治験が進行中とのことで,今後わが国でも遅れて発
売されることになるであろう.その前の予習としても本書が役立つに違いない.
 この数年間,精神科薬物療法の分野では,体重増加,高血糖や高脂血症などの代謝系の副作用が,抗精神病薬だけでなく抗うつ薬でも指摘されるようになった.それだけでなく,精神科治療薬による高齢者での死亡率の逆説的な増加,抗うつ薬における若年者への自殺惹起の危険性など,副作用についてはますます注意が向けられることになった.それとともに,初期投与からどのように増量していくか,途中のモニタリングをどうするか,また無効なときの薬物の置換法などの重要な使用上の問題点が浮上してきた.ストールはこの改訂版で,以上の点に対して多くの訂正や加筆を慎重に行っている.そのためもあるのか,ストールは改訂するたびに記述量が増えていき,今回も20%以上のページ数の増加となった.
 翻訳にあたって訳者からいくつか断らなければならないことがある.1 つは病名の件である.最近DSM-5 が出版され,精神神経学会で公式の訳語が決められた.しかし,本書ではその薬物が承認されたときの病名が適応症として用いられている(そのためわが国では聞き慣れない病名となっていることもある).これをDSM-5 の訳語とすると混乱しそうなので,あえてDSM-IV-TR時代の訳語に準じている.もう一つはseizure の訳である.てんかん発作を意味しているのであるが,「発作」と直訳すると,てんかんによる発作以外も含まれてしまうし,また必ずしも「けいれん発作」でもない.したがって,本書ではてんかん性発作とした.また本文中に,「じっと待つ」という訳語が3 度も繰り返していることに違和感を持つ読者がいられるかもしれない.これは原著の“wait”の訳で,実際3 回繰り返されているのである.おそらく,「とにかくじっと待ちなさい」という意味のストール一流のジョークなのであろう(アメリカンジョークで日本人には伝わりにくいのかもしれないが).
 なお,今回の改訂版の翻訳に当たっては,メディカル・サイエンス・インターナショナル社の藤堂保行さんに再びたいへんにお世話になった.彼の協力なしには,これほど早く翻訳することはできなかったはずである.ここに感謝いたします.
2016 年2 月
仙波 純一

この商品を見た人はこんな書籍も見ています

際限なき医学欲を満たす、極上の教科書を召し上がれ。

周術期管理を核とした総合誌[リサ]月刊/毎月1月発売

集中治療の“いま”を検証し、“これから”を提示するクオータリー・マガジン。季刊/年4回発行

患者全体を見すえた内科診療のスタンダードを創る!季刊/年4回発行

脳科学の宇宙(せかい)を展望する。

カテゴリ一覧

ページトップへ