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 症例検討

術前評価と麻酔の説明:患者のよくある質問にどう答えますか?

優れた周術期管理や術前評価,患者への説明はマニュアル化によってもたらされるのではなく,同じ病態であっても各患者へのカスタマイズが必要不可欠である。そのためにはエビデンスにもとづいた最新の管理方法や薬物の知識を備え,関係各科の医師との連携を密にして,患者が最大限の利益を得るように調整しなければならない。内服薬の継続や休止および変更,手術の延期,検査の追加や輸血の是非など,難問山積であるが,これらへの的確な対処が周術期管理をよりプロフェッショナルなものにするはずである。

前号の徹底分析に続き,「術前評価と麻酔」について検討する。今回は具体的な術式と患者情報から麻酔管理上問題となる合併症や内服薬による影響,問題点を評価し,周術期管理計画の作成と患者や家族への説明に重点を置いた。さらに,管理上問題となる点について患者や家族との想定問答を取り入れるなど,より現場に近い状況になるよう執筆者の方々には工夫してもらった。

神戸麻酔アソシエイツ 井出 雅洋

麻酔を核とした総合誌[リサ] リサ2大特集 徹底分析シリーズ:一歩踏み込んだ分析、今までとは異なる視点からの
解釈を示し、読者の知的欲求に応える。 症例検討:具体的な提示症例に対し、一般論を抜きに「私ならこうする」をストレートに示す。 毎月1日発行
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