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LiSA 2008年4月号 記事内容
徹底分析シリーズ:
酸素:でも,酸素は薬?毒?
九州大学大学院医学研究院 麻酔・蘇生学分野
入田 和男
▼高濃度酸素投与の生理的影響
三重大学大学院医学系研究科病態解明医学講座 麻酔集中治療学
丸山 一男・張 尓泉
▼酸素投与に何を期待できるか?
慶應義塾大学医学部 麻酔学教室
鈴木 武志・津崎 晃一
▼酸素毒性と高圧酸素療法
長崎大学医学部 麻酔学教室
趙 成三・澄川 耕二
▼間質性肺炎と酸素投与
琉球大学医学部 麻酔科学講座
照屋 孝二・須加原 一博
ブックレビュー
『ラオコオン―絵画と文学との限界について』(関本 英太郎)
『新 折々のうた』(福家 伸夫)
『スメタナ作曲 交響詩《わが祖国》全曲 作品 98
ジェイムス・レヴァイン(指揮)・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団』(内藤 道一)
症例検討:
モニタリングをめぐるトラブルとその対処法-2
慶應義塾大学医学部 麻酔学教室
津崎 晃一
▼BIS モニター:術中,プロポフォールで十分に麻酔されていると思われるのに,
BIS 値が 80 くらいある。
■麻酔深度は,麻酔の流れや各種パラメータから総合的に判断
岡山大学医学部歯学部附属病院 麻酔科蘇生科
武田 吉正
■脳波から鎮静度を判断。麻酔レベルが良好なら,そのまま経過観察
大阪大学大学院医学系研究科 麻酔集中治療医学講座
萩平 哲
▼心電図:術中Ⅱ誘導でモニターしていたが,ST が低下しているようにみえる。
術中に心筋虚血を心電図で確認したいがどうしたらよいか。
■とっさの対処法:疑似誘導でモニターする
関西労災病院 麻酔科
酒井 規広
■患者の既往や手術術式に応じた評価と治療を
岩手医科大学付属循環器医療センター 麻酔科
門崎 衛・鈴木 健二
▼カプノメータ:異常波形の意味と対処法
関西労災病院 麻酔科
井口 直也
▼カプノメータ:術中,換気条件を変えていないのに,呼気終末二酸化炭素分圧が低下してきた。
■波形から原因を予測し,状況に応じた適切な処置を
埼玉県立小児医療センター 麻酔科
新井 としみ
■原因は,死腔換気の増加,二酸化炭素産生の低下,心拍出量の低下,標本ガスへの他のガスの混入
東北大学病院 麻酔科
正木 英二
▼カプノメータ:呼気終末二酸化炭素分圧が動脈血二酸化炭素分圧よりも 15 mmHg も低い。
■慢性閉塞性疾患,急激な PETCO2 の下降は,肺塞栓症,心拍出量低下を疑う
東京医科大学八王子医療センター 麻酔科
平林 剛・石井 脩夫
■ポイントは,呼吸回路の死腔,気道内圧の上昇や,循環血液量減少,低血圧による肺血流低下で生じる死腔を考えるく
香川大学医学部 麻酔救急医学講座
浅賀 健彦・植木 正明
▼パルスオキシメータ:術中にインジゴカルミンを静注したら,急に SpO2 が低下した。
■SpO2 90 未満の低下と, 40 秒以上持続する低下では,吸入酸素濃度を上昇させ,低酸素血症の原因を調べよ
福岡大学医学部 麻酔科学教室
仁田原 慶一
■慌てず,冷静に経過観察。大部分は SpO2 上昇に転じる。本当の SpO2 低下を見きわめよ
順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院 麻酔科
岩田 人美・福原 尚基・水嶋 章郎
▼筋弛緩モニター:筋弛緩モニターの四連刺激で 1 発しか反応がないのに,患者がバッキングした。
■原因は何であれ,麻酔薬の追加投与を迅速に
福井大学医学部 麻酔・蘇生学領域
廣瀬 宗孝・信川 泰成・田畑 麻里
■適切な鎮痛度を保つことで,バッキングは予防できる
社会保険小倉記念病院 麻酔科・集中治療部
瀬尾 勝弘・篠崎 友哉
知識をいかに体系化するか
ファイルへの不満:PDF ファイルの使い方,工夫
帝京医学技術専門学校
諏訪 邦夫
A.M.C.心臓手術と麻酔
第 7 回:僧帽弁狭窄症に対する人工弁置換術
西宮渡辺病院 外科
吉田 和則
明石医療センター 麻酔科
内藤 嘉之
神戸麻酔アソシエイツ
井出 雅洋
ビデオ喉頭鏡からのメッセージ◆その後:(動画)
ブレイク前夜?ビデオ喉頭鏡の話 その 1
埼玉医科大学 麻酔学教室
岩瀬 良範
Pharmacognomy への招待:
N-(3-Ethynylphenyl)-6,7-bis(2-methoxyethoxy)
quinazoline-4-amine monohydrochloride
帝京大学医学部 薬理学講座
中木 敏夫
あなどれない「携帯型心電計」
高知大学医学部 麻酔科学講座
横山 武志
Editorial 拝見:
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