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Hospitalist(ホスピタリスト)2017年1号 このページを印刷する

特集:神経内科

神経内科専門医は日本ではまだ少なく,ホスピタリストに期待される神経内科領域の診療能力は決して小さくないと考えられます。本領域に含まれる疾患は多岐にわたりますが,脳梗塞やてんかんなど,頻度が高く,専門家へのコンサルトを待つことなく対応が迫られるケースは,日常でもよくみられます。さらにはCTやMRIの普及により,偶発的に脳病変が見つかった場合の対応とその際に必要となる知識も,ジェネラリストとして求められるところです。
 また,愁訴や徴候からの鑑別疾患に神経内科疾患が含まれることは日常診療でも少なくなく,その際にいかに効率よく疾患を絞り込み,検査をオーダーし,解釈するかは,専門家ならずともホスピタリストとしては是非知識としてもっておいてほしいと考えます。
 
 このような背景をふまえ今回の特集では,緊急性の高い神経内科疾患,日常診療で出会う頻度の高い症候・疾患,さらに多少専門的ではありますが,ホスピタリストとして踏み込んだ知識をもっていてほしいとの願いから,神経内科の重要疾患を取り上げます。

責任編集:
井口 正寛 福島県立医科大学医学部 神経内科学講座
石山 貴章 新潟大学地域医療教育センター/魚沼基幹病院 総合診療科
ISBN 978-4-89592-949-3
定価 4,968円(本体4,600円+税8%)
刊行年月 2017/03
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目次

はじめに 神経内科の奥深さと醍醐味を味わいながら,診療能力の幅を広げてほしい
  井口 正寛 福島県立医科大学医学部 神経内科学講座
1. 神経解剖:まずは実臨床に必要な知識だけ押さえる!
  太田 浄文 JAとりで総合医療センター 神経内科
2. 意識障害:救急外来〜入院初日を念頭においた診断戦略
  松原 知康 広島大学病院 脳神経内科
  土肥 栄祐 Johns Hopkins University School of Medicine
3. 頭痛:鑑別を間違えやすい一次性頭痛と,見逃したくない二次性頭痛の手掛かりをつかむ
  森松 暁史 太田熱海病院脳神経センター 神経内科
4. てんかん:問診のコツから治療選択・開始のタイミングまで
  山野 光彦 東海大学医学部 内科学系神経内科学
5. 不随意運動:病棟で出会う頻度の高い4つの病態:その診断・治療のポイントとは?
  石井 信之・望月 仁志 宮崎大学医学部内科学講座 神経呼吸内分泌代謝学分野
6. 虚血性脳卒中:診断と治療の要点をつかみ,急性期に対応する!
  井口 正寛
[コラム1] 急性脳卒中に対する経静脈的血栓溶解療法:エビデンスで紐解く歴史的変遷と治療適用基準
  白石 淳 亀田総合病院 救命救急科
[コラム2] 脳卒中での栄養管理:どのように食事を開始すればいいのか
  高畠 英昭 産業医科大学医学部 リハビリテーション医学講座
7. 出血性脳卒中:エビデンスをふまえて初期対応に臨む!
  山口 卓 市立角館総合病院 脳神経外科/血管内脳神経外科
8. Parkinson症候群:診断に迫るパーキンソニズム評価のエッセンス
  近藤 円香 東京都立神経病院 脳神経内科
9. 筋萎縮性側索硬化症(ALS):見逃さないためにしておくこと,苦痛を軽減するためにできること
  林 健太郎 東京都立神経病院 脳神経内科
10. 末梢神経障害:ニューロパチー診断の要所とケーススタディ
  伊藤 英一 福島県立医科大学医学部 神経内科学講座
11. 神経筋接合部疾患:重症筋無力症(MG)とその他疾患の診断から治療まで
  丸山サラディーニ 恵子 世田谷神経内科病院
12. ミオパチー:代表的疾患の特徴をとらえる
  垂髪 祐樹 徳島県立中央病院 神経内科
  野寺 裕之 徳島大学病院 神経内科
13. 多発性硬化症(MS)と視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD):ホスピタリストが知っておきたい診断と治療の基礎知識
  池口 亮太郎・清水 優子・北川 一夫 東京女子医科大学病院 神経内科
14. 脳炎:原因検索のための体系的アプローチとケーススタディ
  成相 宏樹 UCLA Medical Center, Department of Neurology
[コラム3] 傍腫瘍症候群:悪性腫瘍と神経症状,抗体との関係を整理する
  日野 秀嗣 さいたま赤十字病院 神経内科

関連書籍

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  • 定価:9,504〜19,008円(本体8,800〜17,600円+税8%)