顎・口腔のCT・MRI

本邦初の実践的な顎・口腔領域の画像診断テキスト
CT・MRIを中心に、口内法およびパノラマX線写真、歯科用CT(CBCT)を含めて、顎・口腔領域の画像検査法の基本原理や撮像法、疾患ごとの画像診断の進め方を解説し、各疾患の代表的画像所見を網羅。関連性の深い唾液腺や頸部リンパ節の画像診断の解説も加え、治療面のIVRや術後の画像診断にも言及。口腔外科医、歯科開業医、耳鼻科-頭頸部外科医、放射線科医、歯科放射線科医の要望に応える充実した内容を提供する。また歯学部学生のテキストとしても有用。
¥9,020 税込
編集: 酒井 修 ボストン大学医学部放射線科 教授 金田 隆 日本大学松戸歯学部放射線学講座 教授(歯科放射線学会 理事長)
ISBN
978-4-89592-847-2
判型/ページ数/図・写真
B5 頁392 写真831・図124
刊行年月
2016/4/15
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Part Ⅰ 顎・口腔領域のCT・MRI撮像法
1. 顎・口腔領域での基本的なCT,CBCT,MRIの原理および撮像法

Part Ⅱ 各部位の正常解剖と疾患
2.歯および歯周組織
3.上顎骨
4.下顎骨 
5.口腔 
6.顎骨外傷の画像診断
7.顎関節
8.口腔インプラントの画像診断

Part Ⅲ 必要な関連事項
9.唾液腺の画像診断
10.頭頸部リンパ節の画像診断
11.顎・口腔領域でのIVR
12.顎・口腔術後の画像診断

 本邦でもこれまで多くの頭頸部画像診断の成書が出版されているが,顎・口腔領域の記載は少なく,この領域を専門とする臨床医や放射線科医が必要な情報を十分に提供しているとは言い難かった.近年,急速に歯科用CTの普及が進み,多くの歯科開業医から,この領域の推薦図書の質問を受けてきたが,残念ながら,自信を持って推奨できる既刊書はなかった.また最近,多くの歯科医,口腔外科医,耳鼻咽喉科-頭頸部外科医および放射線科医が顎・口腔領域に詳しい画像診断書を切望している,と頻繁に耳にするようになったため,その要望に応えるべく,顎・口腔領域について詳しく記載した画像診断書を出版する運びとなった.
 本書の出版にあたっては,単に画像診断の知識の羅列でなく,日常臨床に直結する,実践的な教科書になるように努めた.初学者から臨床の最前線で活躍している先生方まで活用してもらえるよう,顎・口腔領域の画像診断で用いられる種々の検査法の基本的な原理および撮像法から,疾患ごとの画像診断の進め方,そして代表的画像所見について,これまで網羅しきれなかった領域についても,わかりやすく掲載した.また,単に文章主体ではなく,図や表を効果的に使用し,写真を順に見ていくだけでも十分勉強できるように配慮した.執筆は編者がよく知り,我々の意向に賛同いただいた,それぞれの領域の画像診断の第一人者,かつ,現在の放射線医学教育に精通した先生方にお願いした. 
 本書では,歯・歯周組織について,口内法およびパノラマX線写真,CBCTを用い,詳しく解説している.顎・口腔の嚢胞,腫瘍,そして外傷の画像診断については,この領域の第一線の臨床医にとっても存分に活用してもらえる情報を提供した.顎関節の画像診断は高度な専門的知識を要するが,この本では大変わかりやすく述べている.最近急速に普及している口腔インプラントの画像診断では単なる計測値の列記ではなく,多くのイラストを用い,臨床で必要な実用的な情報を多く盛り込んだ.唾液腺や頸部リンパ節は厳密には顎・口腔領域外だが,この領域の臨床では欠かせない項目なため,十分に記載した.本書は「顎・口腔のCT・MRI」というタイトルだが,この領域で行われるIVRについても記し,また術後の画像診断の章を設け,診断から治療,そして治療後にも有用な情報を提供するよう努めた.
 執筆者の尽力により,医科・歯科,双方から納得できる内容となり,口腔外科医,歯科開業医,耳鼻科-頭頸部外科医,放射線科医,歯科放射線科医,口腔インプラント専門医,放射線科研修医,臨床研修医,医科歯科学生といった幅広い読者層の要望に十分応えられる充実したものに仕上がったと自負している.この本を通し,実践的な顎・口腔領域の画像診断を学び,読者がより質の高い画像診断を行う助けになれば幸いである.
 最後に,大変丁寧な編集作業をしてくださったメディカル・サイエンス・インターナショナルの正路 修氏,そして,われわれ編者の要望を受け入れ,熱意を持ってご執筆頂いた先生方に深謝する.

2016年3月
酒井 修,金田 隆

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