一目でわかる小児科学 第3版

さらに完成度を高めた
小児科学の“ファーストブック”

遺伝性疾患、スクリーニング、緩和ケア・・・
最新知見も手にとるようにわかる
小児科学の全体像を俯瞰、把握できるコンパクトな入門テキスト、10年ぶりの改訂。全72章(教程)、各章左にカラー図、右に簡明な説明文を配し、膨大な小児科学の知識を順序立てて整理、解説する。改版にともない、章立ての組み替えにより症候・疾患別の構成となり、あわせて遺伝性疾患、スクリーニング、新生児、臨床研究、緩和ケアの項目が追加されるなど、最新の知見を踏まえ内容を大幅に刷新し増強。医学、看護、リハ等各領域の初学者に最適。
¥4,620 税込
原著タイトル
Paediatrics at a Glance, 4th Edition
監訳:岡 明 東京大学医学部小児科教授
ISBN
978-4-8157-0136-9
判型/ページ数/図・写真
A4変 頁176 図246・写真65
刊行年月
2018/9/12
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Part 1 小児の評価
Part 2 小児期:新生児から思春期まで
Part 3 成長,内分泌・代謝疾患
Part 4 心血管疾患
Part 5 発熱
Part 6 呼吸器疾患
Part 7 腹部疾患
Part 8 泌尿器疾患
Part 9 神経疾患
Part 10 筋骨格系疾患
Part 11 血液疾患
Part 12 皮膚疾患
Part 13 救急疾患
Part 14 地域社会における小児の健康

監訳者序文

 本書の最大の特徴は,小児医学の最新知識のエッセンスを, たいへん簡明にまとめ,それを視覚化してわかりやすく読者に 提供してきたことだと思います。本文をお読みいただければ納 得いただけると思いますが,タイトルである「一目でわかる」 (原題:at a glance)をまさに実現しているものだと思います。  
本書の日本語初版は,私の前任である五十嵐隆先生(現国立 成育医療研究センター理事長)が監訳をされ,2004年に上梓されました。今回が邦訳第3版となりますが,長く小児医療保健 に関わる医師,看護師,保健師,医学生,看護学生など多くの皆さんに,非常にわかりやすいテキストとしてご利用いただいてきております。今回の改訂に際しては,これまでの翻訳も参照させていただき,原著で加筆修正となった部分を中心に,引き続き,東京大学医学部小児科学教室関係者が翻訳を担当させていただきました。
原書の今回の改訂(原書第4版)では,遺伝学,スクリーニン グ方法,新生児,臨床研究,緩和ケアなどの項目は新たな章が設けられています。また,医学の進歩を踏まえた最新の知見や治療法が,各章で追記修正をされています。
 医学情報が,電子上も含めて氾濫するなかで,本書のように信用のおけるソースから,わかりやすい情報を提示できることは, 必ず医療現場や教育の場で役立つものだと思います。
 今回もできるだけわかりやすい翻訳を心がけておりますが, ぜひ広く本書をご使用いただければ幸甚です。

東京大学医学部小児科 教授   岡 明



原書第4版 序文

アリスは思った。「絵がなくて,おまけに会話もない本なんて,いったいぜんたい,何の役に立つっていうの?」 Lewis Carroll,“ Alice in Wonderland”

小児科学には解剖学,生理学,心理学,さらには家族志向の包 括的なアプローチが求められる。小児科医は,専門家としての さまざまな課題に日々直面する。例えばそれは,集中治療の技 術的な側面から,自己決定権や自律性,子どもの人権問題に関 する倫理的・社会的な問題に至るまで,多岐にわたる。小児医 療を取り巻く環境は成人医療とは大きく異なる。これは専門分 野に精通していない人にとっては,なかなか手ごわいことであ るが,これらの課題をうまく管理するためのスキルと自信を培 うことで,小児医療の専門家は子どもとその家族の生活に大きく貢献することができる。小児科学は,医学の専門分野のなか で最もやりがいが大きい。  
今回,“Paediatrics at a Glance, 4th edition”の出版にあたり 加筆修正を行い,旧版発行から5年間にわたる小児疾患の知見 の変化を反映している。今版では,小児疾患の遺伝学,スク リーニング方法,治療の進歩を盛り込んだ。専用ウェブサイト (英語版)には,多肢選択問題を掲載しており,本書の内容に関 する理解度を確認し,さらに深めることができる。この専用 ウェブサイトには動画も掲載しており,臨床上の徴候と検査技 術を確認できる[訳注:日本語版の読者は利用できない]。  
子どもたちはそれぞれ多様なニーズをもっているため,医療 従事者は子どもの健康増進,心理学,教育学,社会的ケアにおいて他の専門家と協力する必要がある。すべての医療従事者が 立場の弱い子どもたちを守るという自らの役割を十分に理解する必要があるという意識が高まりつつある。今版では,子ども の健康における心理的な問題と倫理面に関して読者が理解を深められるよう,新規章を追加した。新たな専門領域として確立 されつつある緩和ケアに関する章も新たに加えた。  
私どもは,本書が,子どもたちや彼らが抱える病気,逆境に 直面した際の粘り強い回復力,回復に要する驚くべき力について学生や研修医が理解するうえで最初に学習する教材となって くれること,そして,優れた教材たりえ,新たな気づきを与え 続けてくれることを願っている。本書は,数多くのイラストを取り入れながら重要なテーマを概説している。最新情報のアップデー トにも有用である。本書の読者,とりわけ学生が,若い患者さんとの非常に重要な対話を始めるときに役立つことを願ってやまない。
Lawrence Miall
Mary Rudolf
Dominic Smith
Leeds, United Kingdom
February 2016

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