INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 2019年4号

特集:気道

気道の評価と管理は,重症患者管理の基本中の基本ですが,本邦では系統的な教育の機会がまだまだ不足しているのが実情です。手術室のようないわゆる整った環境での気管挿管とは異なり,救急室や集中治療室における気道管理は,さまざまな状況に対応できる知識,技術,そして判断力が必要になります。本特集は,実臨床での気管挿管に役立つ内容だけではなく,その背景にある解剖学,生理学,そして文献的な考察をふんだんに盛り込みました。エビデンスに基づいた実臨床の追求に重点をおき,気道の評価と管理を概説します。

 




  • 「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(Japanese Society of Education for Physicians and Trainees in Intensive Care=JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。

  • 毎号1つのテーマを決め、最新のエビデンスに基づいて、現在わかっていること/わかっていないことを検証、徹底的に解説。施設ごとに異なる診療を見直し、これからの集中治療のスタンダードを提示する。

  • 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。

  • 集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、臨床工学技士、さらには各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。



 










JSEPTIC ホームページ

特定非営利法人 日本集中治療教育研究会


 

¥5,060 税込
著者
責任編集: 小倉崇以 済生会宇都宮病院 栃木県救命救急センター 救急・集中治療科 則末泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門
ISBN
978-4-8157-0089-8
刊行年月
2019/10/4
数量
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はじめに:コントロールされた恐怖心

則末 泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門



 1.気道の解剖と生理:体位による影響を中心に

山口 直城・則末 泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門



 2.CVCIの解剖学的メカニズム:その原因と対応を考える

青木 善孝 浜松医科大学医学部附属病院 集中治療部

中島 幹男 都立広尾病院 救命救急センター



 3.ICUにおける気管挿管前評価と準備:適切なリスク評価と準備,チームアプローチで安全な気管挿管を目指す

東 秀律 日本赤十字社和歌山医療センター 第一救急科部



 4.挿管前処置:低酸素血症を未然に防止する

杉木 馨・武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部



 5.迅速導入気管挿管(RSI):プラクティスは7つのP’s

井桁 龍平・岡本 賢太郎 聖マリアンナ医科大学 救急医学



 6.ventilation:気道管理の基本,バックマスク換気(BMV)を見直す

佐藤 仁信 国立循環器病研究センター病院 集中治療科

安田 英人 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科



 7.intubation:日頃から挿管器具の利点・限界を熟知し,その時に備えることが重要

後藤 崇夫・牧野 淳 横須賀市立うわまち病院 集中治療部



 8.気道のメンテナンス:早期抜管し,再挿管を予防するために

三反田 拓志 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門

片岡 惇 練馬光が丘病院 救急集中治療科



 9.ICUにおけるDAMとCICV:外科的気道確保の適応と,輪状甲状靱帯穿刺・切開の各国ガイドラインでの比較

萩原 祥弘 済生会宇都宮病院 救急・集中治療科 栃木県救命救急センター

清水 敬樹 東京都立多摩総合医療センター 救命救急センター



【コラム】カフリークテストを考える:検査前確率を十分に高めることで検査後確率を高める

岡崎 哲ロバート・安田 英人 鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科



●挿管困難症例:私ならこうする

①喉頭蓋炎:喉頭入口部直上の摘出不能な気道異物

尾崎 将之 名古屋大学医学部附属病院 救急・内科系集中治療部



②血管浮腫:自発呼吸を残した気道確保をめざして

一二三 亨 聖路加国際病院 救急部



③アナフィラキシー:振り返り(デブリーフィング)もしっかり

井上 明彦・古賀 聡人 兵庫県災害医療センター 救急部



④熱傷:顔面熱傷/気道熱傷における気道管理

山元 良・佐々木 淳一 慶應義塾大学医学部 救急医学



⑤喀血:確実な気道確保,出血源の同定,根本的止血が重要,分離肺換気はそのための時間稼ぎ

谷井 梨美・内藤 貴基 聖マリアンナ医科大学 救急医学



⑥顔面外傷:換気不能,酸素化不能の危険性を念頭に,外科的気道確保をためらわない

雨宮 優 前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科



10.airwayサポートとしてのECMO:通常のairway protocolでは戦えなかったときに

小倉 崇以 済生会宇都宮病院 救急・集中治療科 栃木県救命救急センター

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