INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 2020年4号

特集:集中治療の今と未来

「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトとしたINTENSIVIST誌の発刊から10年が経ちました。この10年で集中治療の認知度は上がり,集中治療医の有用性への認識も高まってきたと思われますが,まだまだ専門医の数も足りず,本邦の集中治療提供体制は世界標準に達しているとは言い難いのではないでしょうか。社会的には2025年問題を控え,超高齢者の集中治療室入室が増えることが予想され,我々は社会的にも倫理的にも難しい判断を求められるようになってきます。人工知能の進歩など技術的な発展にも追いついていかねばなりません。発刊から10年の節目を迎えたこの機会に,まだまだ発展途上の本邦における「今」の集中治療を検証し,これから歩んでいく「未来」の集中治療を考えてみませんか。



INTENSIVIST0号(創刊当時の座談会の模様)はこちら




  • 「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(Japanese Society of Education for Physicians and Trainees in Intensive Care=JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。

  • 毎号1つのテーマを決め、最新のエビデンスに基づいて、現在わかっていること/わかっていないことを検証、徹底的に解説。施設ごとに異なる診療を見直し、これからの集中治療のスタンダードを提示する。

  • 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。

  • 集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、臨床工学技士、さらには各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。



 










JSEPTIC ホームページ

特定非営利法人 日本集中治療教育研究会


 

¥5,060 税込
ISBN
978-4-8157-0093-5
刊行年月
2020年10月
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特集にあたって:コロナ禍の今こそ,集中治療の今と未来を語り合おう
  片岡 惇 練馬光が丘病院 総合救急診療科 集中治療部門
 1._集中治療医とはいかにあるべきか:集中治療医と集中治療のシステム,そしてバーンアウトについて
  則末 泰博 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門
【コラム】_集中治療医に求められる終末期医療の考え方:「これでよかった」と思ってもらえる意思決定支援のために集中治療医に求められること
  平岡 栄治 東京ベイ・浦安市川医療センター 総合内科
 2.本邦における集中治療の今と未来:コロナと対峙しながら考えた
  志馬 伸朗 広島大学大学院 医系科学研究科 救急集中治療医学
【コラム】ICUのあり方をどう考えるか:ICUの現状と課題についての一考察
  井上 貴裕 千葉大学医学部附属病院 病院経営管理学研究センター
【コラム】Tele-ICU:遠隔ICUシステムの現状と可能性
  髙木 俊介 横浜市立大学附属病院 集中治療部
 3.集中治療の経済的側面を考える:制度の理解とデータの活用
  志賀 卓弥 東北大学病院 集中治療部
【コラム】Choosing Wisely:過剰医療の抑制と適正化をめざす
  大野 博司 洛和会音羽病院 ICU/CCU
 4._集中治療医育成における理想の専門医制度とは:求められるコンピテンシーと教育制度
  安宅 一晃 奈良県総合医療センター 集中治療部
 5._ICUでの回診と教育:ベッドサイド回診とカンファレンスの効果的な使い分け
  日比野 将也 藤田医科大学 救急総合内科
【コラム】隣のICU回診を覗いてみよう!Part 1:東京ベイ・浦安市川医療センター編
  三反田 拓志 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門
【コラム】隣のICU回診を覗いてみよう!Part 2:藤田医科大学 救急総合内科編
  日比野 将也 
 6._今求められるICUの多職種連携:理想的な多職種連携のあり方と当院での取り組み
  岡田 和也・牧野 淳 横須賀市立うわまち病院 集中治療部
【コラム】本邦のICUにおける特定行為研修を修了した看護師に期待される役割とは?:チーム医療を支えるコミュニケーション能力が必要
  戎 初代 東京西徳洲会病院 看護部
【コラム】ICU組織論:質の高いマネジメントで質の高い診療を実現する
  小西 竜太 三菱商事株式会社 ヘルスケア部
 7.RRSの今と未来:テクノロジーを活かしたワークフローの再定義
  富田 静香 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科 集中治療部門
  内藤 貴基 聖マリアンナ医科大学 救急医学
 8.ICUデータベースの今と未来:さらなる医療の質向上をめざす
  岡本 洋史 聖路加国際病院 集中治療科
【コラム】集中治療の標準化への試み:未来の集中治療に向けたビジョンマネジメント
  伊藤 次郎 神戸市立医療センター中央市民病院 麻酔科
  瀬尾 龍太郎 神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター
 9._ICUにおける臨床研究の今と未来:ICUにおける臨床研究で今知っておくべきこと
  山本 良平 京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 医療疫学分野
【コラム】機械学習を用いたICUにおける臨床研究:未来を拓く機械学習の課題と展望
  後藤 匡啓 TXP Medical/東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学専攻 臨床疫学・経済学分野
【コラム】集中治療における個別化治療の未来:一人一人に最適な治療をめざす
  内御堂 亮 東京医科歯科大学 集中治療科
  白川 透 大阪大学医学系研究科 公衆衛生学教室
  長谷川 大祐 藤田医科大学 麻酔・侵襲制御医学講座
10.座談会:日本の集中治療の未来を語り合う
  司会 片岡 惇 
     林 淑朗 _鉄蕉会亀田総合病院 集中治療科/The University of Queensland, Centre for Clinical Research
     真弓 俊彦 産業医科大学 救急医学講座
     武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部
     則末 泰博 
     瀬尾 龍太郎
11.集中治療医を志す君へ:本物をめざすということ
  氏家 良人 函館市病院局

連載
■え?知らないの?pVADの使い方
〈シリーズ構成:森實 雅司 済生会横浜市東部病院 臨床工学部〉
  行光 昌宏 三重大学医学部附属病院 臨床工学部
■Lefor’s Cornor 第38回:_Vascular Access and Hemodynamic Monitoring. Part XIX.
 Venous Access Ports
  Risa Hosomi Department of Nursing, Japan Red Cross Kyoto Daini Hospital
  Alan Kawarai Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University
■集中治療に関する最新厳選20論文
  田邊 翔太 松江赤十字病院 救急総合診療科
  吉田 英樹 聖マリアンナ医科大学 救急医学

際限なき医学欲を満たす、極上の教科書を召し上がれ。

周術期管理を核とした総合誌[リサ]月刊/毎月1月発売

集中治療の“いま”を検証し、“これから”を提示するクオータリー・マガジン。季刊/年4回発行

患者全体を見すえた内科診療のスタンダードを創る!季刊/年4回発行

脳科学の宇宙(せかい)を展望する。

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