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INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 2014年4号 このページを印刷する

特集:PCAS

  • 「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(Japanese Society of Education for Physicians and Trainees in Intensive Care=JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。
  • 毎号1つのテーマを決め、最新のエビデンスに基づいて、現在わかっていること/わかっていないことを検証、徹底的に解説。施設ごとに異なる診療を見直し、これからの集中治療のスタンダードを提示する。
  • 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。
  • 集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、臨床工学技士、さらには各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。

JSEPTIC ホームページ
特定非営利法人 日本集中治療教育研究会

■責任編集
武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部
黒田 泰弘 香川大学医学部 救急災害医学
内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
ISBN 978-4-89592-976-9
定価 4,968円(本体4,600円+税8%)
刊行年月 2014/10
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目次

はじめに 心停止−自己心拍再開後の集中治療の重要性:心拍再開後にインテンシヴィストに何ができるか?
武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部

Part 1 PCASの病態
1. PCASにおける虚血再灌流障害のメカニズム:基礎から臨床へ
相引 眞幸 愛媛大学大学院医学系研究科 救急医学分野

2. 中枢神経障害:脳は血流停止に対して脆弱な臓器である
内野 博之・原 直美・荻原 幸彦 東京医科大学 麻酔科学講座

3. 心停止後に生じる心機能障害:発症早期からの適切な血圧管理が重要
白井 伸一 小倉記念病院 循環器内科

【コラム】心停止後のAKI:PCASの関連と低体温療法の影響
齋藤 慎二郎・内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

【コラム】sepsis−like syndrome:何がlikeか?何がnot likeか?
小林 秀嗣・内野 滋彦 東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部

Part 2 PCASの予後予測
1. 心拍再開までの情報による予後予測:成人院外心停止例は長期予後予測が可能である
後藤 由和 金沢大学附属病院 救急部

2. 心拍再開後の身体所見による予後予測:どのような所見が予後予測因子になり得るのか
落合 香苗・白石 淳 東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター

3. バイオマーカーによる予後予測:現状と臨床応用への課題
井手 健太郎 トロント小児病院 集中治療科/国立成育医療研究センター 集中治療科

4. 脳画像による予後予測:CT/MRIでどこまでわかるのか
丸山 泰貴 国立病院機構災害医療センター 放射線科
松本 純一 聖マリアンナ医科大学 放射線医学

5. 電気生理学的検査による予後予測:脳波,ARB,SEPでわかること
櫻井 淳・木下 浩作 日本大学医学部 救急医学系救急集中治療医学分野

【コラム】近赤外分光法による脳酸素飽和度測定は予後予測に有用か?
森澤 健一郎・田北 無門 聖マリアンナ医科大学 救急医学
藤谷 茂樹 東京ベイ・浦安市川医療センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学

6. 体温管理療法の適応
黒田 泰弘 香川大学医学部 救急災害医学

Part 3 心拍再開後の治療
1. 心拍再開後の冠動脈造影の意義:早期CAG/PCIは予後を改善し得るか
藤 雅文・武居 哲洋 横浜市立みなと赤十字病院 集中治療部

【コラム】心拍再開後の動脈血酸素分圧,二酸化炭素分圧は予後を左右するか?
毛利 英之・讃井 將満 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔・集中治療部

【コラム】心拍再開後の予後改善に有効な薬物は存在するか?
本間 洋輔 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科

2. PCASにおける体温管理療法の実際:具体的な体温管理の方法にエビデンスはあるか
福田 龍将 東京大学大学院医学系研究科 救急医学

3. 低体温療法中の合併症:合併症により予後は悪化するか
安田 英人 武蔵野赤十字病院 救命救急センター/亀田総合病院 集中治療科

4. 小児の低体温療法:エビデンスがないなかで,どのように適応を考えるべきか
平井 克樹 熊本赤十字病院こども医療センター 小児科

5. 心拍再開後のてんかん・ミオクローヌスの管理:治療薬物と持続脳波モニタリング
横堀 將司 日本医科大学付属病院 高度救命救急センター 脳神経救急部門/
       日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野

【コラム】心拍再開後の血糖管理に関するエビデンス
内御堂 亮 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急科
藤谷 茂樹

Part 4 長期予後
1. 心拍再開後患者の長期予後:長期予後は改善しているのか
山下 進 徳山中央病院 救命救急センター


連載
■Lefor’s Corner
第13回:Vasoactive Drugs Part III. Norepinephrine
Alan T. Lefor Department of Surgery, Jichi Medical University

■え?知らないの?人工呼吸器の加温加湿
矢田 哲康 北里大学病院 ME部

■ICUフェローからのメッセージ
第23回:妻として留学をともにするということ:ER clinical fellow,トロント大学大学院生活を通じて
青山 紘子 Schwartz−Reisman Emergency Centre, Mount Sinai Hospital,
       Department of Family & Community Medicine, University of Toronto

■集中治療に関する最新厳選20論文
柳井 真知 聖マリアンナ医科大学 救急医学
藤谷 茂樹 

■JSEPTIC−CTG活動報告
第8回:人工呼吸療法に関する疫学研究:Epidemiologic study of Mechanical Ventilation Practices in Japan:MVP investigation
齋藤 伸行 日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター
讃井 將満 自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔・集中治療部

■JSEPTIC簡単アンケート
第14回:ICUの人員配置と集中治療の質
笹渕 裕介 東京大学大学院 医学系研究科