INTENSIVIST(インテンシヴィスト) 2026年1号

  • 未刊

特集:血液凝固異常



集中治療の現場では,迅速かつ的確な診断と治療判断が求められます。特に,敗血症,外傷,重症感染症,心停止後症候群などの病態では,凝固・線溶系の破綻が高頻度にみられ,DIC(播種性血管内凝固症候群)をはじめとした致死的な血栓・出血合併症の管理が,生死を左右する鍵となります。

こうした病態に対峙する際,血栓止血学的知見に基づく臨床検査の果たす役割は極めて重要で,血栓止血学に基づいた検査項目の適切な運用が,診断や病態把握の要となります。臨床検査の結果は単なる病態評価にとどまらず,抗凝固療法や血液浄化療法の適応,補助循環中の凝固異常の管理といった治療方針の決定にも密接にかかわっています。

本特集では,血栓止血領域の最新知見,現場でいかにそれらが生かされているのか,今後どう生かすべきかを,多角的な視点から考察します。



INTENSIVIST0号(創刊当時の座談会の模様)はこちら



 




  • 「世界標準の集中治療を誰にでもわかりやすく」をコンセプトに、若手医師の育成や情報交換を目的として発足した「日本集中治療教育研究会」(Japanese Society of Education for Physicians and Trainees in Intensive Care=JSEPTIC)の活動をベースに、年4回発行。

  • 毎号1つのテーマを決め、最新のエビデンスに基づいて、現在わかっていること/わかっていないことを検証、徹底的に解説。施設ごとに異なる診療を見直し、これからの集中治療のスタンダードを提示する。

  • 重症患者の治療にあたる医師として最低限必要な知識を手中に収めるべく、テーマは集中治療にとどまらず、内科、呼吸器、救急、麻酔、循環器にまで及び、ジェネラリストとしてのインテンシヴィストを追求する。

  • 集中治療専門医、それを目指す若手医師をはじめ、専門ナース、臨床工学技士、さらには各科臨床医に対し、集中治療を体系的に語り、議論し、意見交換ができる共通の場(=アゴラ)を提供する。











JSEPTIC ホームページ

特定非営利法人 日本集中治療教育研究会




 

¥5,170 税込
責任編集:山川 一馬(大阪医科薬科大学病院 救急診療科)・桝谷 亮太(大阪医科薬科大学病院 中央検査部)・真弓 俊彦(JCHO中京病院 集中治療部)
ISBN
978-4-8157-2114-5
刊行年月
2026年1月
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